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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第9章 本社内はトラブルだらけ



こういう交渉は、朔夜叔父より私の方が得意とするところ‥
そう簡単に普通の条件で契約する私でも無い。



「では1週間後に期待する・・」


話は終わりと私は立ち上がる‥
先ほどからの着信、どうも嫌な予感がする。



「・・・
お疲れ様でした‥‥会長‥」


「ああ・・
たまには社長の振りも面白いものだ‥
それで遠藤、何処か人気の無い、人に聞かれ無そうな場所はないか?」


「??
・・・この会議室の控え室なら、個室ですので目や耳の心配は殆ど無いと思われます」


「ではそこに‥」


「畏まりました」


遠藤の案内で、私は歩き出す‥
本当は走ってでも、その個室に向かいたいが、人の手前、早乙女社長を演じていなければなるまい。


同じ階にある、控え用の個室に着いた‥
早速携帯端末を取り出して見れば、朔夜叔父からの着信の数々。



(・・なにかあったか・・)


幾ら叔父でも、此処まで連続で掛ける事はあり得ない‥
だとしたらやはり急を要する事。


折り返しに、朔夜叔父に発信する‥
すると直ぐに叔父は電話に出た。



『紀永かっ!?』


「どうしたんですか‥‥」


と話を始めようとした瞬間、叔父の声の向こうから‥‥



『いやぁぁっっ!!』


「っっ!?」


美紀の声‥それも‥‥



「・・・
朔夜叔父‥いったい何をしたのか説明して貰おう」


『その前に嬢ちゃんを止めてくれっ!
俺では此処で食い止めているのが精一杯だっ!!』


美紀の錯乱‥原因はなんだ!?



「場所は?」


『色々あって社長室だ!』


「私の方はEAホテルからだから、10分程度で着く‥
その間押さえていられるか?」


『なんとか‥だな‥』


「分かった直ぐ向かう」



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