この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第3章 早乙女邸で‥



「でも良いの?
そんな大切な場所を私が使って??」


「美紀なら構わないよ…
人が来る場所でも無いし、入れた事も無いが、美紀が使うのなら気にはしない」


「でも・・・」


誰も入れた事も無いって…
それって、思い入れも大きいって事だよね?


紀永の方は、懐かしそうにベッドの向こうの窓から外を眺めてる…



「・・・祖父と美紀の事で喧嘩したのが、此処に住んだ始まり…
だから、美紀が此処を使う事に抵抗は無いんだよ私はね」


「それは・・・」


「おいで…
見晴らしは良いんだよ」


「・・・うん」


ちょっと躊躇っていたけど、思い切って紀永の隣に…



「本当‥明かりが綺麗……」


この場所、商業地に近いから、外の眺めは店や企業のビルの明かりが沢山。



「この場所が気に入ったのは、セキュリティーが高いのと、この景色が気に入ったから…
ついでに、本社から近くて都合が良かったのもあるか……」


「屋敷じゃ、こういう景色は見れないよね…」


「まあ…
夜になると何も無いね屋敷は…
どう?使えそう??」


「うん、多分大丈夫…」


夕食はコンビニで決まりかな?


料理が作れない、私の一番の弱点だよね・・


システムキッチンを見て、絶対無理って思うもん…
結局米国で、ゆーさんに少しだけ習ったけど上達せず‥他の事は大概何でも出来るのに、どうして料理だけは駄目なんだろ??



「・・なるほど食事か…
どうしてもだったら、ホテルの方を使えば良い」


「・・・バレてるし…」


「くすっ…
そういう私も、夕食は外ばかりだったが、今でも営業している店があるかな?」


「??」


「仕事帰りに、1人で夕食を食べに行っていたからね…
探せば、まだ残っている店があるかも知れない‥一番美味しかったのは、本社近くの定食屋だが、まだあるのかね?」


「紀永にも、そういうのってあるんだ」


/755ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ