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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第15章 サーバーダウン!



正月明け初出社・・・は良いんだけど、ほら早乙女邸で言っていた、重役クラスの新年の挨拶。


私は早乙女邸から、オンラインで見ている事になっているから、仕事中で申し訳ながらもタブレット端末で視聴中。



『本年は数年に一度のグループ全体の査定年、業績素行不良の子会社は、他社に引き渡す事を念頭に動いて貰う‥
私からは以上だ』


初めから早乙女会長の痛い言葉から始まり、社長・専務と次々に新年の挨拶代わりの今年の予定話。


朔夜叔父様が私は?
こう言った理由が漸く分かった‥
この場に居れば、私も某は発言しなければならない‥こう言いたかったんだと思う。



(紀永が逃がしてくれたから‥)


皇専務との事と相俟って、私を出さない方を選んだ紀永‥
これは紀永の考えの方が当たりだった。



(田野倉常務の挨拶で最後)


タブレットの動画と、流石に音声を出すのは不味いので、イヤホンを着けて聞いているけれど、田野倉常務の話は、あまり意味は無いように思える。



「倉ちゃん、あけおめー!!」


「へっ?
あっ‥結城さん、明けましておめでとうございます」


「何見てたの??」


タイミングが悪い‥
声を掛けられた瞬間に、オンライン中継は切ったけど・・・



「少し調べたい事があったんで、手持ちのタブレットで調べていただけです結城さん?」


「社の端末でも良いんじゃね?」


「・・・
見た通りです・・・」


2つある端末は、どちらも作業真っ只中‥
一応、話は通っているよ?



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