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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第5章 秘書課の黒崎さん



「・・・
実力を示せと仰いましたから、実力を示しましたが‥
気がすみましたか高橋さん?」


「倉原‥お前‥‥」


「言った筈です、そんな甘い大学生活は送っていないと‥
寝る間も惜しんで努力したので、米国で既にA級は取っています」


「ちっ、猫被っていやがったのがこんちくしょう!!」


「高橋さんが私を見て、勝手に判断しただけです」


高橋さんの大声に、パーティション内で業務中だった社員もチラホラ出て来てる‥
これは早めに切り上げないと不味いかな??



「勝手にだ?
たかだか米国帰りの帰国子女様は、さも優越感に浸ってたんだろうさ!」


「・・・
それ‥幾ら何でも言い過ぎです‥
私は私の目標の為に、今まで頑張って来たまで‥‥
そこに米国も優越感もありません」


「それが鼻持ちならない帰国子女だって言うんだ!!」


幾ら言っても埒があかなそう‥
こういう固定概念で、頭が固いタイプって、どれだけ言っても無駄な話。


そう思い、ため息混じりにもう一撃と思ったら・・・



「・・そこまでだ高橋、クリアーしたら新人虐めはやめろ、俺はそう言った筈だ・・」


「「堀之内部長!」」


堀之内直樹‥
システム課プログラミング部部長‥
40代後半らしいけど、経験多数で結構長くプログラミング部に在籍してるらしい。



「それに、こんな日に限って‥
今日は会長が来られている、その言い方がバレれば、子会社出向程度じゃ済まんぞ?
特に会長は男女平等派、俺は助けてやれん」


「すみません‥」


「倉原君、これでも高橋は一応先輩だ、少しは控えるように‥」


「はい、申し訳ありません堀之内部長」



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