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第2章 父の豹変

ゴクッ…

「朱里…」

コンコンッ…

「パパ？大丈夫？もう30分もお風呂入ってるよ？」

¨そんなに、俺が待ち遠しいのか？¨

「だ、大丈夫だから。すぐ出るから、部屋で待っててくれないか？」
「ん？別にいいけど？」

パタンッ…

「変なパパ。あっ、ママに報告しておかないと！！」

返されたテストが、どの教科も平均点以上で、中には満点もあった事をママに報告をした…。

『朱里…。頑張ってるね。ママは、いつも朱里の側にいるから…』

ガラッ…

「おっ？なんだ、仏壇に手を合わせて。んなもん、すんなすんな。」
「…。」
「さぁ、寝るぞ。」
「うん。じゃ…」

部屋を出ようとしたら、腕を捕まれた。