この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イタズラな満月(フルムーン)
第10章 7th moon…偽りの心
「さ、行くか。」
そうして2人は移動していく。その間にもいろいろな会話をしているのをユトは聞いていた。
「…でもさ?キモくない!?聖君に付きまとってくるその女。」
「そうなんだよね。だけど、それで人が1人生き返ったとかなったら俺超かっこよくない?」
「でも、それでさ、恩着せどうのとかなったら、困らない?」
「俺はそんな恩着せしねぇよ。ってか、あの職場辞めたからもう居場所解んなくなってんじゃねぇかな。」
「だけど死人でしょ?そこら辺で見てるかも知れないよ?」
「うわ、怖ぇ!クスクス」
そう言いながら笑っていた久我。嬉しそうに、ただ、楽しげに話していた。
『…あいつ……ッ』
そんな久我に対しての怒りにも似た感情をユトは抱いていた。
そうして2人は移動していく。その間にもいろいろな会話をしているのをユトは聞いていた。
「…でもさ?キモくない!?聖君に付きまとってくるその女。」
「そうなんだよね。だけど、それで人が1人生き返ったとかなったら俺超かっこよくない?」
「でも、それでさ、恩着せどうのとかなったら、困らない?」
「俺はそんな恩着せしねぇよ。ってか、あの職場辞めたからもう居場所解んなくなってんじゃねぇかな。」
「だけど死人でしょ?そこら辺で見てるかも知れないよ?」
「うわ、怖ぇ!クスクス」
そう言いながら笑っていた久我。嬉しそうに、ただ、楽しげに話していた。
『…あいつ……ッ』
そんな久我に対しての怒りにも似た感情をユトは抱いていた。