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イタズラな満月(フルムーン)
第5章 3rd moon…再会
そう言い、スッと立ち上がる久我は腕を空高く伸ばすと軽くけのびした。

「それで時間なんだけど、いつも何時なら話とか出来るの?」
「時間は決まってて。」
「うん?」
「毎晩。…19時から0時までの5時間しかなくて。」
「昼間は無理なんだな、でも僕も夜は色々あるから毎晩ってわけにはいかないんだけど…なるべく時間は作れるようにするからさ。」
「…無理はしないでね?」
「僕が無理したところで大したことじゃないし。有栖川さんの命がかかってるんだもんね。」

ふっと笑う久我に対してうつむき加減にもゆっくりと顔を上げた雅は、小さく伝えた。

「ありがとうね?久我君」
「僕しかできないなら拒否しないよ。出来るかどうか解んないけどこれから宜しくね。」

そうして握手を交わすと、2人は別れていった。
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