この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater38.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イタズラな満月(フルムーン)
第7章 5th moon…禁忌
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
「ジェーナ?どの位時間かけた?」
「そうだね。」
時計に目をやると、小さく息を吐くジェーナはヌエバの質問に答えた。
「少し前までだからね、2時間は与えたかねぇ…」
「お嬢さん?」
「……ッ」
「2時間。その時間ジェーナが力を分けたなら、もうユトは9割ほどは力が戻っているはずだ。」
「そんな…でも…!」
そんな言い争いの中、ユトはうっすらと瞼を開けて、その金色の瞳を覗かせた。
「ユト!」
「うっさいなぁ、…もう少し寝かせてくれって…」
「やぁ、ユト。久しぶりだね。」
「…!何で…ッ!ヌエバ様!」
ヌエバの姿をとらえた瞬間に耳をピンっと立て、雅の腕の中で今まで見たことのない様な焦りを見せたユト。
「ジェーナ!」
「そうだね。」
時計に目をやると、小さく息を吐くジェーナはヌエバの質問に答えた。
「少し前までだからね、2時間は与えたかねぇ…」
「お嬢さん?」
「……ッ」
「2時間。その時間ジェーナが力を分けたなら、もうユトは9割ほどは力が戻っているはずだ。」
「そんな…でも…!」
そんな言い争いの中、ユトはうっすらと瞼を開けて、その金色の瞳を覗かせた。
「ユト!」
「うっさいなぁ、…もう少し寝かせてくれって…」
「やぁ、ユト。久しぶりだね。」
「…!何で…ッ!ヌエバ様!」
ヌエバの姿をとらえた瞬間に耳をピンっと立て、雅の腕の中で今まで見たことのない様な焦りを見せたユト。
「ジェーナ!」
![](/image/skin/separater38.gif)
![](/image/skin/separater38.gif)