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好きになった人
第8章 夏―2.9
大丈夫だから、入院しておけ?


ご飯。。。は?


食べて帰るから、洗濯物もやっておく

後は?


1人で、寝られない。。。


付き添い、ダメなんだって。。。?

一緒に居たいけど。。。

20時には、帰らないといけないんだ。。。


髪を撫でてくる


やっぱり、帰る。。。


まだ、頭が痛いんだろ?

しばらく、寝てろよ?


だって。。。?


ここは、病院だから大丈夫だよ。。。

明日の朝1番に来るから?


わかったよ。。。

夏祭り、終わった?


ああ。。。終わったよ

すげー売れたよ。。。?


そう。。。


目を閉じていく


寝るまでいるから、おとなしく寝てろよ?


優しい手が髪を撫でてくる

安心していく

真っ白な世界は、ふわふわのベッドだ

何かが見えて、手を伸ばしていくと、後ろから抱きしめられる

目が覚めると、真っ暗な部屋にいた

電気をつけると、病院のベッドにいた

すごく、汗をかいている

時間を見ると、22時だ

誠と、蓮は帰ったみたいだ

蓮が置いていった荷物を開けると、部屋着などが入っていた

頭が痛いのも、熱も下がったようだ

浴室を覗くと、シャワーがある

ベタベタの病院服を脱いで、シャワーを浴びていく

部屋着に着替えて、髪を乾かすと、ベッドは汗で濡れている

替えのシーツは見当たらない。。。

仕方なく、ナースコールすると、看護婦さんがシーツを変えてくれた

昼間、ぐっすり寝たせいか、あまり眠くない。。。

少し、元気になっている体が眠れない。。。

真っ暗な部屋に1人は、嫌なので薄暗い明かりをつけた

横になり、目を閉じていく

部屋に人が、入ってくる気配がした

看護婦さんの見回りだろうと、寝たふりを続けているが、なかなか出ていかない。。。

何だろう。。。すごく、見られてる気がする

寝返りするふりして、反対側を向くと、ベッドに入ってくる

ギュッと抱きしめられると、耳元で声がする


詩織の髪、いい匂いする。。。

くるりと、振り向くと直樹がキスしてくる


何で。。。?


言ったろ?

知り合いの病院だって。。。?


付き添い、ダメなんでしょう?


だから、知り合いなんだよ。。。?

少し、元気になったみたいだな?

弱ってた方が、かわいいのに。。。


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