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好きになった人
第8章 夏―2.9
じゃあ、行ってきますっ


送るよ。。。


玄関で、腕を捕まれて抱きしめられていく


車で送る

だから、まだ時間、いいよな?


唇が近づいてきて、キスしていく


遅れるって?


チッ。。。わかったよ


車で送ってもらい、喫茶店に入っていくと、誠も入ってくる


え?帰らないの?


コーヒー飲むだけだろ?


もうっ。。。


久しぶりに働くと、マスターや常連のお客さんが、やたらと話しかけてくる


カランカラン


ドアが開いて、振り向くと、目が合う


いらっしゃいませ。。。


元気になったみたいだな?


う。。。視線が痛い。。。

マスターや周りのお客さん、誠の視線が痛い


誠に気づいた直樹が、近づいていく


おはようございます。。。

奥さん、元気になったんですね?

隣、いいですか?


どうぞ?


まこちゃん。。。?


誠の隣に座る直樹を見る


ホット、1つください


ねぇ?他の席にしたら?


小声で、直樹に話していく


詩織っ?


誠が、怖い声で呼んでいる


何?


近づきすぎ。。。離れろ?


はあっ。。。ハイハイ


直樹が笑いながら、見ている


詩織、手を出して?


え?手を?


直樹が私の手を掴んで握らせてくる


ブルーサファイアのピアス。。。


直樹を睨むと、笑いながら話してくる


忘れ物だよ。。。?


ずっと、探してたの、知ってたよね?


私の腕を引いて、囁いてくる


あんなに、抱き合ったのに?


っ。。。


顔が赤くなるのが分かる

誠の痛い視線が怖い。。。

逃げるように、カウンターの向こうに行く

マスターが、からかうように見ている


コーヒー、俺が出すから?

違うテーブルのを、よろしくね?


すみません。。。


いいよ、見てると、おもしろいっ

クスクス笑いながら、コーヒーを入れていく


他の席に、コーヒーを運ぶと、久しぶりに会うお客さんに話しかけられて、会話が弾む

ちらりと、カウンターを見ると、マスターと3人で話している


楽しいのか?


無理に笑うように見える二人は、変だ


早く帰ればいいのに。。。?


食器を下げながら、カウンターの向こうに入ると、エプロンのポケットに入れたピアスと一緒に渡された紙切れが気になる


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