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好きになった人
第1章 春
次の日、教室に入ると、すでにいくつかの友達グループができていた

私の席には、陸の友達が座り、陸は友達に囲まれていた


アイツ、私以外には優しそうじゃないの。。。?


私の席に座る女の子が私に、笑いかけてくる


おはよう?


おはよう。。。


ぎこちなく、挨拶を返すと人懐っこそうな瞳が見ている


藤村さん?

私は、陸と同じ中学出身なのよー

よろしくね?

璃子って呼んで?


陸が、会話に入ってくる


璃子、ソイツに話しかけるなよ?


何で?


コーチの娘だからだよっ


周りの男の子たちが騒ぎだす


陸は、詩織さんがコーチに、ちょっかいかけられてて、妬いてるんだよなあ?


ちげーよっ


璃子が可愛らしく笑う


陸は、マザコンだからねぇ?

詩織さん、綺麗だし若いから心配なんだよねぇ?

茉莉ちゃん?

気にしないでね?


璃子っ

話しかけるなよっ


せっかく隣なんだから、仲良くしなよ?

陸は、忘れ物多いんだしお隣さんに、助けてもらわないと困るわよ?


詩織さん?って、お母さんのこと?


私が璃子ちゃんに聞くと、ふわっと笑う


そうよー

陸のママは、若いから、みんな、おばさんなんて言えなくて、詩織さんって呼んでるの

渚、昨日の着物も綺麗だったよねぇ?


似合うよねぇ

うちのお母さんとは大違いっ


渚と呼ばれた女の子が私に、笑いかけてくる


私は、渚

陸と璃子と、あとコイツらと同じ中学出身なの。。。

よろしくね?

茉莉ちゃんって呼んでいい?


うん、よろしくね?


はあっ。。。渚まで、話しかけるなよっ


いいじゃん?

これで、男3対女3になったしな?

俺は隼人、こっちは、雅樹、よろしくな?


よろしく。。。


おい?俺は名前で呼ぶなよ?


陸が私を睨んでくる


何よ?


私が睨み返すと、周りが笑いだした


陸、やつあたり、やめなよ?

茉莉ちゃんは、何も悪くないじゃん?


璃子ちゃんが私に、笑いかけてくる


そうだよー

詩織さんは、親父とラブラブなんだし、陸の被害妄想だろ?

茉莉ちゃんみたいに、綺麗な子と友達になれるチャンス、壊さないでくれよー?


隼人くんが陸に言っている


気にしないで?


ありがとう。。。



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