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好きになった人
第2章 夏
ゆりと、歩道橋の階段ですれ違う

無視して通りすぎる

待ち合わせのカフェの前に立つ

何となく、柱の前に立ち、歩道橋から見えにくい場所で待つ

歩道橋から見えていたから、見えにくい角度はわかっていた

柱の後ろから、話してくる


詩織、今日は何で、ゆりがいる?


直樹。。。

ごめんね?バレちゃった

ふふっ


まじかよ?


しかも、蓮と茉莉ちゃんにも、見張られてる


直樹?

ごめんね?


柱の後ろの直樹の腕を掴む


私、直樹を捕まえてくるように言われてるの

ふふっ

許して?


仕方ないヤツだな?

髪を撫でてくる


もう、逢えなくなるかもしれないよ?

詩織は、いいの?


やっぱり、約束ごとは向いてないよ?

また、惹かれたら逢えるわよ。。。

それに、直樹も私も、悪い子だから約束なんて、守らないでしょう?


まあな?

じゃあ、四人で話す意味あるの?


さあ?

二人が望んでるから?

直樹が、奥さんに優しくしないからでしょう?


なあ?


何?


見張られてると、悪いことしてるみたいでドキドキしない?


悪いことしてるんだって?


ギュッと抱きしめてくる


ちょっとっ?

ヤバイって?


私を離して、見てくる

で、スパイの詩織は、どこに連れて行ってくれるの?


向かいのホテル

ラウンジで待ち合わせして、店で個室のある所で話したいって?


まあ、いいよ?


直樹は平気なの?


ケラケラ笑う

歩きながら、私に笑いかけてくる


昔、学校を一緒にサボった時に、二人で先生と親に叱られたのを思い出した


そんなことも、あったね?

ふふっ


笑えるよな?


だって、二人揃って反省してなくて叱られたよ?


詩織が叱られてる中で、笑い出すからだろ?


だって。。。

先生の顔が、真面目に叱るから?


ホテルに入り、ラウンジのソファーに座る


ちょっと、隣に座らないでよ?


隣に座ってくる直樹を避けて、向かいのソファーに座る


向かいのソファーから、やっぱり隣に座ってくる


ダメだって?


向かいのソファーに座ると、やっぱり隣に座ってくる


何で?

気にするなよ?


クスリと笑う


ダメだって?


何で?


怒られるっ


だから、いいんだろ?

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