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belle lumiere 〜真珠浪漫物語 番外編〜
第5章 聖夜の恋人
縣はもう何度したか分からないくちづけを光に与える。
濃厚に舌を絡めると、光も薄く滑らかな舌を絡ませてきた。
そのベルベットのような口内の感触に陶酔しながら、縣は白くしなやかな長い脚を抱え上げ、大胆に押し開く。
濃い薔薇色の花園が縣を誘うように花開く。
縣はスラックスの前立てを寛げ、硬く熱り勃つ己れ自身を光の繊細な花弁に押し当てる。
「…ああっ…!」
初夏の雨の如く温かく濡れそぼった花弁はしかし、すぐに縣の浸入を赦さなかった。
「…力を抜いて…光さん…そう…いい子だ…」
光をリラックスさせる為に、耳元で甘く囁く。
「…ああ…んっ…や…あ…んっ…」
縣の雄刀が少しずつ光の花芯に突き進むたびに、光は掠れた声を上げる。
「…きついな…君の中は…よく締まる…んっ…」
縣が低い呻き声を上げながら、ゆっくりと光の花園を犯してゆく。
「…は…ああ…ん…っ!」
苦しげだった光の喘ぎ声がいつしか甘い啜り泣きに変わる。
縣の逞しく硬い雄が光の秘花一杯に浸入する。
「…あ…んんっ…は…あ…ああっ…も…むり…」
光は髪を揺らす。
「…まだだよ…まだ…もっと君の奥までいかせてくれ…」
耳朶を噛みながら、甘く囁く。
「…むり…だって…礼也さん…の…すごく…おお…き…い…」
光が快楽と高揚の涙に濡れた瞳で懇願するように縣を見上げる。
「…光さん…!…そんなに…煽らないでくれ」
縣は眉を苦しげに寄せ、光の折れそうに細い腰を引き寄せ、一気に奥まで攻め立てる。
「ああ…っ…んん…!いや…いや…っ…」
「…君がいけないんだ。…可愛い顔をして、私を煽るから」
縣の逞しい腰が、激しく打ちつけられる。
「…んんっ…あ…ああ…ん…おく…とどいて…」
「どこまで届いているの…?」
「…や…っ…いえな…」
「言って…でないとこのままだよ」
縣は腰の動きを止めてしまう。
快楽の波が高まりつつあった光は、恨めしそうに見つめる。
「…や…いじわ…る…」
「言って…光さん…」
豊かな乳房を愛撫しながら、囁く。
「…し…きゅ…」
「…聞こえないよ…」
光の乳房をやや荒々しく揉みしだく。
「…や…あ…っ…」
「光さん…?」
縣の端正な眼差しに濃い官能の色が浮かぶ。
光はその色気に身震いする。
「…私の…子宮に…礼也さんのが…あたって…ああっ…ん…っ…」
「光さん!」
堪らずに縣は光を抱き締め、更に淫らに攻め立てる。



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