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溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第11章 虚しさという名の快楽





──…



時計の針が半周ほど周り、アパートが建つ街路から音が消えた。

少し遠くの最終電車のアナウンスが…開けたベランダの窓から微かに聞こえたような、そのくらいの静けさだった。

電気を消した部屋。

窓辺に立つ伊月は、外の街灯を唯一の明かりにして酒を嗜んでいる。

「──…」

空の三日月は輪郭がぼやけるほどに弱々しく、地上の街灯に負けていた。


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