この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第10章 スイート・ハネムーン
私達のテーブルは全面硝子のすぐそば、今は真っ暗で海は見えないけど、朝食時はキレイに熱海の海を一望出来そう。


テーブルを埋め尽くす料理は熱海の海の幸。

「この舩盛り・・・二人で全部食べ切れるかな?」

「とりあえず、まずはワインでカンパイだ。眞彩」

「うん」

柚希はワイングラスに白ワインを注いでくれた。

「眞彩・・・」

「何?柚希」

「これから色々とあると思うけど…よろしくな」

「こちらこそよろしく」

「二人の前途に祝してカンパイ!!」

私達はグラスを重ねてディナーを始めた。

「鯛から食べるのか…じゃ俺はハマチを頂く」

私は鯛、柚希はハマチの刺身を口に運んだ。


「食事中、申し訳御座いません。相馬先生」

一人の従業員が私達のテーブルに申し訳なさそうに来た。

「どうしました?支配人」

従業員ではなく、このホテルの支配人だった。

支配人は柚希が医者だと知っている様子。

「ロビーで心臓発作を起こしているお客様がおられまして、至急来て頂けますか?」

「分かりました」

柚希は箸をおき、立ち上がった。

「申し訳ない。眞彩。ちょっと行って来る」

私に一言断って、支配人と共にロビーに下りてしまった。


/258ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ