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第1章 セックスフレンド-眞彩side-

「私のコトなんて忘れていると思ってた」


柚希が私を誘うのは3ヵ月振りだった。


「忘れてなんかいないよ。
眞彩のコトはちゃんと憶えているよ」


貴方が憶えているのは私のカラダだけ。


彼の心は亡くなった幼なじみの彩名さんのモノ。


彼のしなやかな指先が私のバスローブの腰紐を解く。


それだけで、背筋に電流が走り、カラダが疼く。