パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 会員の誘惑

(画像も付けて、報告書を提出してやるっ！)


美波が鞭打たれた時、何故か無性に腹が立った。


商品に傷を付けられたから？


いや違う、そんな理由じゃ無い・・・


ただ血を流した美波を見て、静かな怒りが爆発した‥‥と、言ったところか。



(俺らしくない‥‥)


何事にも動じない冷静さ。
それが、俺がこのクラブを任された理由だと言うのに。



(・・期待しているからなのか？)


刀谷のあの誘惑に耐えた美波。


これからの調教次第になるが、俺の理想を叶えてくれそうな女だからなのか？？



「・・・
よく分からん・・・」


とりあえず考える事は一度放棄して、先手を取る為に仕事用に使っている、一番手前の部屋へ入った。



「先ずは‥‥」


先ほどの監視カメラからの画像。
数台取り付けている中から、一番映りが良いのを選びコピー。


次に報告書。
こちらは違反者報告だから、簡単な物だ。


出来上がり後すぐに、プリントアウトしコピーした画像を持って、１階に居るだろう本郷を探し出した。



「本郷・・・」


「何か主催？」


「これを組から中央へ‥
刀谷に見つかるな」


「分かりました主催」


刀谷の方はこれで良し、そして本郷だ間違いも無いだろう。


後は中央の判断を、待つだけしか出来ない・・・・・