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契約的束縛ー羞恥公開調教
第13章 調教師の立ち位置



「だから計画した」


「ええ‥
ですが美波の事は本心から、主催も同じでしょう?」


「・・・
確かに、何か手を打とうとは思っていた‥
それにしても、調教師が4人揃って同じ女に惚れるとは、中央が聞いたら間違い無く引かれるだろうよ」


もう仕方無いと、多少崩れた床に灰をポトリと落とす。
仁科の方も、全く気にしてない様子。



「・・・
そうですかね?
好きにも多少の優劣がありそうですが‥
人から外れると、人の感情には敏感なんです」


「優劣か‥
それは美波の心次第」


「ですから・・・」


仁科の方が煙草を消して、漸く立ち上がった。



「今のところは主催に預けますよ、美波を‥
何時かは奪いますが・・・」


「・・・お前・・・」


ふと顔を上げて仁科を見たら、何時もの仁科に戻っている。
あの赤琥珀の瞳も、普通の黒に戻った。



「私は私の出来る事をしたまで‥」


「・・・
だったら1つ‥
俺に何かあったら、美波を完全に守ってくれ‥
仁科、お前なら美波を守り切れる、俺は何時どうなるか分からんからな」


「・・・主催・・・」


少しだけ驚き顔で俺の方を見た仁科だったが、ゆっくりと瞳を閉じた。



「仁科・・・」


「分かりました‥
人間とは違い、一度した約束は破りませんよ私は・・・」


そう言い残して、仁科はあっさりと部屋を出て行ってしまった。



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