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第15章 獣の調教師

「その様子だと、まだ大丈夫みたいだな‥
もっと俺を強く感じろ、今夜は俺のモノだろう美波？」


「はい・・・霧斗」


また霧斗の重い突きが何度も私を襲う。


これが霧斗‥‥本当の櫻澤霧斗‥‥‥


野性味に溢れ、俺様で厳しいようだけど。
その中に確かにある優しさ。


全て、丸ごと受け止めてあげたい、霧斗の全てを私で・・・



「あぁぁっ！　もぅ、だめぇぇまたイッちゃうっっ！　はぁぁぁ‥あっ‥あぁぁぁぁーー！！」


「はぁっ！美波っっ！！」


一際高くイキ弾けた時に、霧斗の白濁が私の胎内に入って来る！


子宮に叩き付けられ、イッてるのに更にイカされて、頭が真っ白になるほどの高いエクスタシー！！！



「あ" あ・・・」


「んっ・・・美波・・・」


弾けた途端に襲う、重いくらいの倦怠感。
私はそのまま、霧斗の胸に倒れ込むように躰を付けた。



「はぁはぁはぁ・・・」


「今のは、かなり効いたみたいだな・・・」


「・・・んっ・・・」


倒れ込んだ私の頬に触れて、霧斗が優しいキスをしてくれる。
その瞳は、私が今まで見て来た、どれよりも優しい瞳。



「気にせずそのまま眠れ美波・・・」


「・・・・・はい」


甘い匂いに包まれたまま、私は目を閉じる。
安心する霧斗の匂いと体温に、身を任せながら・・・・・