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契約的束縛ー羞恥公開調教
第20章 大いなる保護と罠



「もうっ!
此処って完全防音だから、何も聞こえないじゃないのよっ!!」


せっかくのチャンスだったのに、それをみすみす逃がすなんて。


主催に、東条さんに何て報告をすれば・・



「おいっ!
櫻澤や女にバレるなじゃなかったのかよ亜弥」


「気安く呼ばないで!
私を亜弥と呼んで良いのは、東条さん1人だけ」


「ふん‥
何でも、東条東条と五月蝿い女だ‥‥」


上杉明・・
私は、この男がだいっ嫌い!!


デリカシーの欠片すら無い男。
少しは東条さんを見習ったらどお?



「私にそんな事を言っていいのかしら?
多く回しているのを減らすわよ??」


「お前の役回りじゃねぇだろうよ」


「失礼ね‥
東条さんから一番の信頼を頂いている、副主催の私に刃向かえば、私の独断で商品の割り振りくらい出来るのよ」


「・・勝手にしろっ!」


尻尾巻いて逃げ出すの?
ホント最低な男。



「それより・・・」


持っていたスマホから、1本の電話を掛ける。



「・・私よ‥
今日決行、良いわね?」


『ですがっ!』


「今日はショーがある、そう言ったわね‥
そのどさくさに紛れる、貴方だって、こっちに来たいのでしょう?」


『それは・・・』


「今日決行出来なかったら話は反故‥
櫻澤の所で調教されなさい?」


『くっ、分かった‥』


これで布石はOK。
私は待つだけで、あの女を手に入れられる。



「今から楽しみね」


宴という破壊行為に・・・・・



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