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契約的束縛ー羞恥公開調教
第26章 逃走と援護



やっぱり本郷さんに担がれて、空き地の車まで来て、私は後部座席に乗せられた。



「サツが迫っているなら、裏道を抜けた方が良いだろう」


運転は本郷さん。
宮野さんは私の隣に座って、私を抱き締めている。



「宮野、多少運転が荒くなると思うから、美波をしっかり支えていろ」


「分かった‥‥」


言った途端、本郷さんはエンジンを掛けて、車は急発進!



「きゃっ!?」


「すまんな‥
空き地を突っ切って、反対側の道に出る‥
かなり揺れるぞ!」


夜中だから分かりにくいけど、空き地はかなりの広さがあるみたい。


ずっと揺れる車内。
宮野さんが、ずっと抱き締めてくれているけど、車自体が跳ねそうな程の凄い揺れ。



「本郷さんひでぇー!」


「空き地とは名ばかりの砂利道に、道すら無い場所もあるからな‥
あまり話すと舌を噛むぞ宮野!」


「っ!ぐぅ-!?」


言われたのに、宮野さんは舌を噛んでしまったらしい。
少々渋い泣き顔。
うん、それは痛いと思う。



「此処さえ抜け出してしまえは、後は一般道だ我慢してくれよ」


長いのか短いのか、分からない程に車は揺れ続け。
そして漸く普通の道に出たみたい。


・・・その瞬間!!



「・・・・ああっっ!!」


今まで居た拠点の方角から、爆発音と火柱が上がった!!



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