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それを、口にすれば
第7章 本当に求めるもの
「……理沙子を好きにしてもらうのは構いませんが、優雨さんを一人にしてしまうのは……やはり、中止にしましょう」

優雨を気遣うような結城の言葉に、自分の状態も忘れて胸が高鳴る。
しかしそんな二人の様子は、理沙子を苛立たせていた。

「……貴方がいない間に3Pするっていう選択肢もあるんじゃない? 良介はもちろんいいわよねえ? 優雨はどうかしら?」

「お、俺は理沙子さんがそう言うなら……」

奥手な優雨に対してこれまでは一定の気遣いを見せてくれていた理沙子なのに、今の表情は冷たかった。
口調も真剣そのものだ。

しかし結城が鋭い視線を投げかけると、理沙子は吐き捨てるようにつぶやいた。

「……冗談よ」

そして一人で部屋を出て行ってしまう。

「あっ、理沙子さんっ……」

尻を丸出しにしたままの良介が後を追うと、優雨と結城は二人きりになった。

――なぜ夫とこんなことさせたの?
――こんな状態のまま行ってしまうの?
――会えないことを、少しは寂しいと思ってくれますか……?

言葉にしたいことは山ほどあったが、うまく言葉に出来ない。
そんな優雨に結城が残したのは、たった一言だけだった。

「……身体を大切にしなさい。風邪など、ひかないように」







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