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第5章 キス

惚れやすく褪めやすいタイプなんだと思います。
そして、身の程知らずに理想が高かったのだと…

とにかく10代の間、両想いになることはなく、自分のことを好きになってくれる人はタイプじゃありませんでした。

10代の終わりにキスを体験しました。
好きだけど友達…相手も友達としか思ってないという相手と…

酔っ払って…


その時は、互いに好きだと言いながら、寮に戻る前の公園でキスしました。

酔いも手伝って気持ちいいような、酒の味しかしないようなものでしたが、
何度も舌を絡めて、それこそ本能？のままにキスをして、寒い時期でしたので服の上から胸も触られました。

とても気持ち良かったと思っていたのですが、次に同じ集まりで飲んだ時に、酔っ払って、私とキスしたこと、酔った勢いだったと、皆の前で騒がれて…
全てを帳消しにする嫌な思い出となりました。