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連攣鎖(つれづれぐさ)
第9章 初体験Ⅱ
そんなで妄想で耐性が出来ていたからか、
リアルへの諦めからか、
挿入への意志を確認されても、拒むことはなかった。

その人も勢いで及び、焦っていたのだと思う。

余裕のある今なら、こう言って、その人とのsexを堪能したのかもしれない。

『逃げないから、元カノだと思ってたっぷり愛して…』
と…

とにかくあり得ないと思いつつも用心して履いたジーンズのゴワゴワしたキュロットスカートも、ショーツと一緒に一気に剥がされた。

愛撫もクンニもろくにされなかったし、それでも入れられる程度に濡れていたのだと思う。

脚を抱えられ、向こう側のその人の姿もモノも、恥ずかしさもあり見ることも出来ずに目を瞑った。

処女だと知っていたはずだけど、後から聞けば対処女は初めてだったようで、配慮もなく、
あてがわれたモノに一気に貫かれた。

チクッとした痛みと鈍痛が走り、「痛い」と叫んでしまった。

その人も我に返ったのか、怯んだのかひと突きでモノを抜いた。

初めてのことなのに、自分の身に起きようとしていることがわかる。

鼻血が垂れるような感覚がナカにあるのだ。多少上向きに抱えられたままなので、競り上がってくる。
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