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第18章 レイプ

「何？あなたたち…」

車に乗せられ、真ん中に座らされる。

「ちょっとある人に頼まれてね…」
運転している男が答えた。

運転している男。
助手席にもう一人。
そして、両隣の二人。

全員知らない男。

「逃げないように縛っとけよ」

助手席の男が、指図すると、すぐに、私の自由が奪われた。

「ちょ…やめてっ」
そんな抵抗も虚しく、車の中に響いた。

しばらく走った後、車が停まった。

そこで降ろされて、建物の中に連れて行かれる。

「ナツ…」

「…あんた…」

この間、告ってきた男。

「無理矢理こんな所まで悪かったな」

「何の用？…てか、この手、離して欲しいんだけど」

「それはお前の答えによるかな」

男が近付いてくる。

「ナツ、俺の女になれよ」

「…あんたばかじゃないの…こんなことされて…誰があんたの女なんかになるのよ」

パシッ…ｰ。

頬に熱が走る。

「…ｯ、何すんのよ」

「絶対、俺の女にしてやるよ」

「ならないって言ってるでしょ」

「…いつまでそんな強気でいられるかな……、やれ」
男がくいっと顎で合図を出すと、車に乗っていた男たちが一斉に近付いてきた。

「近付いてくんなｯ、やめ…ｯ」