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Hounds of Love
第24章 理科室
理科室。

人体模型。
ホルマリン漬け。
よくわからないツンと鼻に付く薬品の匂い。

学校の中でも、少し異空間の独特な場所。

そして、そこに裸で並べられる私。

それもまた、異質なものだった。

「ナツ、今日もキミの身体を調べてあげるよ」

「あ…おね、がい…します」

小さな声で囁いた。

「まずはいつものアレからだよ」

そう言われて、私はいつものように、大きい流し台の付いた机に登り、四つん這いになって、お尻を突き出した。

そこにタラァッと冷たくトロッとした液体を流される。

「ぁ…」

くにくにと入り口付近を柔らかくマッサージされた。

彼と理科室に来るといつもされるアレ。

「挿れるよ」

「んんっ」

お尻にホースのようなものが差し込まれ、生温い液体が体内に流れ込んできた。

「ぁっ…はっ…」

「もっと入るかな」

「か…も、む、り…ぁあ」

どんどん身体の中に入り込んでくる液体。
お腹がぷくっと膨れてくるのがわかる。

「じゃあちゃんと我慢するんだよ」

お尻に栓をされて、流れ出ないように止められた。

「ぁ、痛…ぃ…や…も、はぁ…」

息をするのもやっとの私の身体を無理矢理起こし、机から下ろした。
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