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Hounds of Love
第26章 実験
「ひゃっ…ンッンッや…ぁぁぁッんぁ」
大きく背中を逸らし、私は蛇に飛ばされた。

「まだまだ感じてもらうよ」

蛇は未だ止まることを知らず、新しい場所に身を進め、舐める。

「もっと喘げ…」

男たちの目的が解らない。
そもそも考える余裕がないんだけど…。

こんなことをして何になるの?

男たちは、媚薬を塗り込んだり、道具を使ったりする時以外は直接身体に触れてこない。
ただ、私が喘ぎ、苦しみ、快楽に墜とされるのを満足そうに観察している。

「身体中で感じるんだ」

そう言うと、新たな道具を手にした。

本物のオトコのように、血管が浮き出て太く赤黒いモノを口に挿れる。
すると、すぐに口の中でそれは暴れた。

「フッ…んッ…ぅぐっ…」

ピストンを繰り返すオトコから繋がった2つのクリップを胸の突起に取り付けられると、痛みが襲う。

「痒みや痛み、普通なら不快に感じることも時には快感になるんだ…不思議だよな」

「…んっ、グッ…ハァ…」

オトコの隙間から漏れる媚声。

確かに私は快感に溺れていた。
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