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伝わらない想い
第3章 恋か友情か
「茜ちゃん、純のことよろしくね」

俺がこんなことを言うのもおかしい気がするけど。
それでも伝えておきたかった。

「あいつ、よく分かんねぇ時あるけど、茜ちゃんのこと真剣に考えてると思うから...」

「そうだと嬉しいです」
彼女は切なそうに笑ってそう答えた。

純が本気になった彼女。
俺のこの気持ちはもうこの際忘れてしまおう。

彼女のことはやっぱり好きなんだと思う。
それはきっと今でも変わらない。

でも、今この気持ちを伝えると、誰も幸せになれないような気がする。


外の景色が過ぎ去っていくのが徐々にゆるやかになっていく。

「じゃあ、また」
そう言って俺たちは別れた。

彼女への想いを秘めたまま俺は歩き出したんだ。
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