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サイドストーリー7
第14章 同棲ラプソディー♪
「あのさ、俺休日を楽しんでんの。話しかけんな。宿題増やすぞ」

「あきらっち、つめたぁぁ~い」
もうほんと、いい加減にして。
休日ぐらい、お前たちのこと考えないで過ごしたいんだけど。

さんざん騒いで、まとわりついて小娘たちは「映画の時間だ!」と
嵐のように去って行った。

はぁ・・・

「佐藤さん、あきらっちって呼ばれてるの?」
「ん?あぁ、2年の女子が呼んでるな」
「へぇ~。人気あるんだ」

「人気?・・・いらねぇ。小娘たちからの人気なんか全くいらねぇ」

真理子は俺が生徒を小娘と呼んだことに笑い出した。

「でも、名前を呼ばれて妬けちゃうな」
笑いながらそんなこと言うから
「あきらっち、がぁぁ?」
不機嫌に言葉を返せば、真理子は笑いながら
「あきらっち」
なんて呼ぶ。

「どーせなら『あきら』って呼んでよ」

耳元でそっとささやけば、真理子の顔はみるみる赤くなった。

END*****


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