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サイドストーリー7
第2章 噂恋×エース
「はいはいはいはい。お兄ちゃんとヒロくんはマオを寝かせるために散歩してきて。
その間、お昼を用意しておくから」

ナオのその言葉に、ちらっと真樹を見る。
「平気?」
「平気よ」
その言葉に苦笑いして、ヒロと二人で散歩に出かけた。

「いい子じゃん」
少し歩いたところで、ヒロにそう言われて、てれ隠しに
「数分で分かるのかよ」
と、強がった。

「俺。刑事だし。人を見る目はあるつもり」
「あっそ」

んなもんあるかよ。

「大事にしろよ」
「ヒロに言われなくてもな」
「うん。良かったよ。マジで・・・」

ヒロのその真剣な声に何も言えなくなった。

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