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美術教師の羞恥奴隷
第12章 聖水ショー ■未桜編①■
 満場の視線がその一点に集まっていることを感じ取り、未桜は羞恥から少し身体を震わせた。

 それでも、尿意が我慢できないレベルまでとっくに到達しているので、徐々に下腹部の筋肉を弛緩させていく。



 ところが、未桜の意志に反して、聖水はなかなか飛び出してこない。

 真っ裸で洗面器の上にかがみ込んでいることや、そんな場面を多くの男性から見られていることなど、現在の異常な状況が、未桜の肉体に影響してブレーキをかけさせているのだろう。

 聖水放出の気配すらまるで感じられないので、未桜は「出そう」と強く念じながら、身体を軽く揺らす。



 さらに10秒以上もの時間がかかったが、やっと聖水が噴射口へとこみ上げてくるのを未桜は感じていた。

 頬をずっと紅潮させたまま、未桜はふっと目を閉じ、下腹部に全精神を集中させる。

 そして―――。




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