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美術教師の羞恥奴隷
第19章 デッサン開始 ■亜美子編①■
 いざ、そうして無言でじっとしていなくてはいけない時間が続くと、ものの3分もしないうちに身体がキツく感じられる亜美子。

 ただ、そんなことよりもやはり、薮下の熱心な視線のほうが、亜美子は気になっていた。

 先ほど、藪下が勃起していることに気づいてしまったことにより、「エッチな意図で見てるんじゃないだろうか」という猜疑心を亜美子は持ってしまっている。

 藪下に視線を向けられるたびに、亜美子は居心地の悪さと戸惑いを感じていた。



 亜美子には、藪下が乳首や股間へと視線を向けている時間が特に長いように思えてしまう。

 恋人でもない男性の部屋に入り、全裸を披露した上に、性器の奥まで見られている―――そんな現在のシチュエーションを、亜美子は努めて深く考えないようにしていた。

 考えれば考えるほど、羞恥と狼狽が増すばかりで、何の得にもならないので。




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