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美術教師の羞恥奴隷
第24章 この日最後のポーズ ■亜美子編①■
 処女を喪失したばかりの花裂に、軽い違和感を覚えて少し手で触れながら、亜美子は恐る恐る尋ねた。

「で、滝沢先生の件はどうなるんですかぁ?」

「もちろん、私がちゃんと話をつけておく。呼び出される心配はないから、安心しろ」

「よ、よかったぁ~」

 表情を和らげて、亜美子がそう言ったのは、「この場の気まずさをごまかすため」と「今しがたまで行われていた性交のことを忘れるため」だ。

 その実、心の中では「全然、よくないんだけど! だけど、バイト代の件と滝沢の件があるから、ヤブッチにあまり強く言えないのがつらいところなんだよね。はぁ~」と呟く。



 いつしか自分だけ服を着始めながら、藪下が言った。

「では、1分間だけポーズをとってもらおう。これが最後だから、もう少しだけ我慢してくれよ」




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