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第3章 先輩キャスト、エリカ

洗面化粧台の両横にもドアがあり、トイレとバスルームだった。

バスルームは広かった。
ふたりで余裕で入れそうなバスタブに洗い場も充分すぎる広さだった。

ラブホテルみたい・・・元カレと何度か行ったラブホテルを思い出しながら麗は服も下着も脱いで裸になり、洗面化粧台のカウンターに置かれていた赤いガウンを羽織って戻る。

「じゃあ、下着をつけてみようか・・・フリーサイズだから、大丈夫のはずたけど・・・」

羽織ったばかりのガウンをエリカに脱がされてしまう。