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彼女の秘密
第2章 序・典子の場合
「テン子、
俺と付き合ってくれ」
「謹んでお受けします」

ユーちゃんに
抱き付く私でした。

そして、どちらからともなく
唇を合わせていました。

こうして正式に彼氏彼女に
なった私たちでしたが
私が臆病だったため、
それ以上の進展は
ありませんでした。
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