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第15章 今までで一番嫌なプレイ・典子

「そう言えば写真、大分
溜まってるよ。渡そうか？」

「いえ、いいです。
加藤さんは悪用しないと
思っていますから。
それに複写を取ろうと思えば
いくらでも撮れるでしょ。
だったら意味ないです」

「嫌だったんだよな～
って当たり前か」

「ごめんなさい」

「謝るのは
可笑しいんじゃない？」

「そうですね」

「今は嫌じゃない？」

「はい、嫌じゃありません」

「むしろ望んでいる？」

「それは良く分かりません。
只、言える事は拒否する
気持ちはありません」