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第17章 以心伝心、一心同体・典子

「まぁ、先の事は分からない。
仮に、仮の話と限定してリスクが
無かったらとしたら？」

少し考えて、そして、意を決して

「･･･、３人目があれば４人目も
あると思います。そうなったら
際限なく増えて行くような
気がします。但し３人目に
踏み切るのにはかなりハードルが
高いでしょう」

「正直な意見だな。
話しを戻そう」

「ふ～～」

やっと逃れられるって
思いました。

これ以上話していたら気持ちが
その事を望んでしまいそうに
なりそうで怖かったです。