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指先
第3章 危険な遊び
付き合ってないけど山岸と加奈子のセフレな

関係は続いた。

山岸の注文は次第に欲が増してきた。

「木下さん、今日飲み会あるんだけど」

上司の北野が加奈子に声をかけた。

社内のデスクで仕事をこなす加奈子。

ゥゥヴ…

「具合悪いの?」

「いえ、大丈夫です。」

「そう、ならいいんだけど。」

加奈子は両足をすり合わせる。

そこへ山岸がやってくる。

「守谷さーん、この部品発注してくれない?」

守谷がPCわ操作する背後に立って話す山岸。

今日は山岸ファンにお願いするんだ、

私じゃなくて。

加奈子は唇をかんだ。

「山岸さん、頼まれてた資料です。」

加奈子が山岸に資料を渡す。

2人の背後は壁。

山岸の手は加奈子の内ももに触れた。

「まだ外さないでね。」

遠隔操作できるローターつけるなんて

趣味悪い。

リモコンでわざと弱から強くしてくる。

「ぁっ…ん…」

ふらつく加奈子の腰を支える山岸。

目の潤んだ加奈子を見て山岸は微笑む。

「後でたーくさん可愛がってあげるから。」

守谷さんが操作してるのに…

山岸は色気のある切れ長な目で一瞬見つめる。


「山岸さん、これでいいですか?」

守谷が話す。

加奈子は小走りで自分のデスクへ戻る。

「バッチリ。ありがとう。」

山岸は4階フロアへ戻った。


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