この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋の行方を探してください【完結】
第21章 【二十一話】忠誠の儀*勝千代
 美哉は積極的に勝千代の唇を割り、舌を入れ込んだ。
 くちゅりと唾液と舌が絡まる音が、シャワー室に響く。
 しばらくそうやって舌を絡めていたが、勝千代が奥まで到達したところで、美哉は唇を離した。

「あ……奥、来た」
「うん、奥まで入ったよ」
「勝千代……その、ごめんなさい。よく考えたら、キスも初めて、だったよね? ファーストキスは好きな人としたかったよね、ごめんなさい……」

 しょんぼりとした美哉に、勝千代は美哉の髪の毛を撫でた。

「いや、いいよ。むしろ、おれ、美哉さんのこと、好きだから、嬉しい。キスをしたくても、おれからだとできなかったから。今、すげー嬉しいんだけど」
「それなら……よかった」
「美哉さん、好きだよ。それに今、すごくエロくて綺麗でかわいい」

 今の状況をよく考えてみれば、すごい状況だったことを思い出した。
 シャワー室は明かりがついたままだし、マットが敷いてあるとはいえ、ベッドの上ではない。
 それでも、美哉は勝千代と一つになることができて、嬉しかった。

「わたしも……嬉しい」
「よかった。おれ、和多田勝千代は、宇佐見美哉さんに生涯の忠誠を誓います。受け入れてくれますか」
「……はい」

 繋がったままの状態で、そんなことを言われて、美哉のナカは興奮のあまり、キュッと縮こまった。

「あっ、美哉、さんっ」
「勝千代、を、すご……く、感じ、る」
「動いても、いい?」
「うん、動いてっ」

 勝千代が腰を掴んで動き始めると同時に、美哉の腰も妖しく動き始めた。

「ぁ……っ、勝千代、すご……い、気持ち、いい、の」

 ナカを擦られる度、あまりの気持ち良さに嬌声が洩れ、たまらなくなって涙があふれて来た。
 それを見た勝千代は、くすりと笑った。

「美哉さんは泣き虫だな」
「だ……っ、て、すごく、気持ちがよく、てっ」
「泣くほど気持ちがよがってくれて、よかったよ」
「うん、勝千代、好きっ、すごく、気持ちいい、の」
「おれも美哉さんのこと、好きだよ」

 勝千代は美哉のナカを擦ったり、ぐるりと腰を回して刺激した。

「美哉さん、そろそろ我慢の限界なんだけど……いい?」
「ん……いってっ。わ……た、し、も……あぁぁぁ、だめぇ~」

 勝千代が奥を突いた途端、美哉は白い世界に包まれた。
/277ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ