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第24章 【二十四話】お礼は身体で

　美哉の返事に、由臣は大きくため息を吐くと、自身の剛直を手に取り、美哉の蜜口に擦りつけた。

「前も話したが、俺は美哉と会うまで、勃起することがなかった。だから自分の子を持つことを諦めていた」
「……はい」
「このチャンスを逃したら、次があるとは思えない。だから美哉の提案を受け入れよう」

　そういうなり、由臣は起き上がり、美哉をベッドに寝かせると、美哉のナカへと自身をゆっくりと埋め込んだ。

「あ……あぁっ」
「これで満足か？」
「ぁぁぁっ、イイ、の、すごく、イイ、のぉ」
「ったく、ほんとにひどい。俺に散々、嫉妬させた挙げ句、結婚しないけど養えとはな」
「この先もずっと、嫉妬させ続けますから」
「ったく、俺もとんだ女性に惚れたもんだな」
「今ならまだ、引き返せますよ？」
「もう、無理だ。……出……るっ」

　由臣はナカを擦り上げ、最奥に白い飛沫を叩きつけた。

「あぁぁぁ、熱いっ」
「く……。これで終わりと思うなよ、美哉？」
「え……」
「美哉、おまえが孕むまでナカ出ししてやるからな、覚悟しろよ？」

　由臣はそう言うと、美哉のささやかな胸に服の上から手を当てた。

「後一回くらい、いけそうだな、美哉？」
「やぁ、奥ぅ、奥、突かないでぇ」
「美哉は奥が好きなんだろう？　あと、胸も触ってないのにこんなにしこらせて」
「やぁっ、こりってしないでっ、ぁ、ぁぁっ、駄目、またイッちゃう……！」