この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋の行方を探してください【完結】
第33章 【三十三話】楽しいひとときの後は
 美哉と由臣、そして勝千代の三人は槇の住むマンションへと向かい、勝千代が用意した捜査令状を見せて、鍵を開けてもらった。鍵を開ける前に、由臣は鍵穴と鍵をじっと観察していた。

「勝千代」
「なんだ」
「中には確実に金山果代の死体がある。相棒と一緒に入った方がいいと思うぞ」
「……分かった」

 勝千代は由臣の助言を素直に聞き入れて、パトカーに乗っていたもう一人に連絡を取っていた。彼があがってくると、勝千代は二人で中に入り、すぐに出てきた。

「あっただろう、金山果代の死体」
「あったけど……どうしてここに金山の死体が? 本来の部屋の持ち主の槇は?」
「これでようやく、動ける。勝千代、悪いんだが、逮捕状を用意してくれないか」
「逮捕? だれを?」
「それはだな──」

 自信満々の由臣の不敵な笑みを見た美哉は、不覚にもどきりとした。
/277ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ