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恋の行方を探してください【完結】
第43章 【四十三話】伊吹もお見合い
 伊吹は美哉の身体を廊下の壁に押しつけると、耳元で囁いた。

「セックスしたかった?」
「ぁ……っ」

 伊吹は美哉に逃げられないように壁に身体を押しつけながら、スカートの裾をめくり上げた。背中越しに感じる伊吹の身体は熱くて、腰の辺りにかたくて熱いモノを擦りつけるようにされると、美哉の腰も勝手に動き始めた。
 伊吹の手は美哉の腰を撫で、ストッキングと下着を手早くずらすと、蜜口に指を這わせてきた。

「もうこんなに濡れてるんだ」
「ゃっ」
「だれかに見られないうちに、挿入れるよ? それとも、見られたい?」
「んっ」
「美哉ちゃんのかわいい姿、見せるのもったいないから、素早くすましちゃうね」

 伊吹はそう言うと、美哉の腰を持つと少し引き寄せ、お尻を突き出させると、すぐにナカへ入り込んできた。

「くぅ……解さなかったから、さすがにきつ……い」
「んっ、伊吹、伊吹をすご……く、感じる、のぉ」

 パンパンという音が廊下に響き渡り、美哉は壁に爪を立てるようにして必死に伊吹を受け止めていた。

「ね、美哉ちゃん。今後もたまにこうしていい?」
「んっ、伊吹、も、ご褒美?」
「あぁ、ご褒美、いいね。美哉ちゃんのナカ、最高に気持ちがいいよ」
「ぁんっ、ぁぁぁんっ」
「美哉ちゃんも、気持ちいい?」
「ん、すごい、いい、伊吹も、気持ち、いい、のぉ」
「それなら、良かった」

 肉がぶつかる音がひたすら廊下に響き、美哉はくらくらしてきた。

「ね、伊吹、ぁ、ああぁぁっ」
「美哉ちゃん、ぼく、イキそう」
「ん……っ」

 伊吹は美哉の花芯を後ろからいじりながら腰を押しつけ、美哉が甘い声で啼くのを聞きながら、コンドーム越しに最奥へと解き放った。
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