この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋は盲目
第2章 特別な夏休み

記念撮影を終えて顧問からの言葉をもらい、結果発表まで解散となった。

今から5時間はある。

私はすぐさま総司君のもとへ飛んでいく。


「あ、あの、今から楽器、すぐ片付けてくるから、まだもうちょっと待っててくれる?」


緊張と動揺で普通に話せない。


「うん、大丈夫。じゃあ俺あそこのソファで待ってるよ。」


ホール内のソファを指差してにっこり微笑む。


「わかった!すぐ!ほんとすぐに戻ってくるから!」

「ははっ!良いよ、ゆっくりで。はい、いってらっしゃい。」


私の体をホールに向けて、ぽん!と背中を押してくれた。

もう胸がキュンキュンしてしょうがない。

私は急いで楽器を片付けに行き、周辺の整理もした。

よし!総司君のもとへ!

意気込んで出入り口に体を向けるとすぐそばに望が立っていた。

望は何も言わずグッと親指を立てた。

私も黙って深く頷きながら親指を立てて応えた。
/87ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ