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狂い咲く花
第14章 二、銀葉アカシア - 秘密の恋
「でもね。僕の中の白い物がでないと、僕が苦しんだ」

「今も苦しいの?」

「そう…苦しい…麻耶が痛かった程に苦しい…」

目を細めて、訴えかける。
助けてほしいと。

「どうしたらいい?麻耶にできることある??」

心配そうな顔で真剣に聞いてくる麻耶を上手く先導する。

「うん。麻耶にしかできないこと…僕のお願い聞いてくれる?」

「うん。南和に気持ちよくしてもらったから、今度は麻耶がしてあげる…」

「ありがとう」

それだけ言って、口づけを交わす。

「僕の言うとおりにしたら、大丈夫だからね」

麻耶が頷くと、南和は起きあがり、わざと少し遠い壁に寄りかかって自分自身を麻耶に見せつける。
四つん這いになるように指示をしてから、近くまで呼び寄せる。
犬のように這ってくる姿がまた南和を興奮させた。

「舌でペロンって舐めてごらん」

自分のモノを握って、麻耶に指示を出す。
何も知らない麻耶は躊躇なく言われた通り、舌を使って舐めあげる。
その舌使いに、南和は今まで感じたことがないほどゾクリとし鳥肌が立つ。
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