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第5章 続・知らぬは亭主ばかりなり 〜妻 編〜

「これを見て欲しいんスけど…」

奥からピンク色のキャリーバッグを出してきて、私の足元で開けた。

「アナルバイブと白衣は前から持ってたんスけど、いつの間にかこんなにアダルトグッズが増えてて、しかもコンドームが大量に減ってるんス。誰か他の相手とセックスしてるとしか思えないじゃないッスか！」

ヤスさんは床にしゃがみこみ、泣きそうな顔でこちらを見上げる。