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400時間の子作りレッスン
第2章 知らぬが仏 〜夫 編〜
「べ、別に、その…久しぶりだからさ」
むしろそんな香澄を俺の方が直視できなくなってしまう。
「ふふッ…変な智史君」
そう言って香澄は俺が置いた旅行カバンから洗濯物を取り出して洗面所へと姿を消した。
手持ちぶさたになった俺はタバコを手にベランダに出る。
(そういや、ヤスの奴にもしばらく会ってないな)
タバコの煙を吐き出しながら隣の気配を探るが、留守のようだった。
(いや、またアノ時みたいに盗み聞き出来るかも、なんて期待してるわけじゃなくてだな)
誰に咎められたわけでもないのに、ついつい言い訳が頭に浮かぶ。
むしろそんな香澄を俺の方が直視できなくなってしまう。
「ふふッ…変な智史君」
そう言って香澄は俺が置いた旅行カバンから洗濯物を取り出して洗面所へと姿を消した。
手持ちぶさたになった俺はタバコを手にベランダに出る。
(そういや、ヤスの奴にもしばらく会ってないな)
タバコの煙を吐き出しながら隣の気配を探るが、留守のようだった。
(いや、またアノ時みたいに盗み聞き出来るかも、なんて期待してるわけじゃなくてだな)
誰に咎められたわけでもないのに、ついつい言い訳が頭に浮かぶ。