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第8章 となりはナニをする人ぞ〜隣人 編〜

『一回だけ』を盾に、香澄のカラダを堪能していると携帯が鳴りだす。

無視しようかとも考えたが相手が益臣だったため、仕方なく出た。

『さっき駅で香澄のダンナ見たぞ！確かあと一週間はいないはずだったよな？計画は大丈夫か？』

心配してくれた益臣には悪いが、オレはその情報に逆に興奮した。

隣の部屋に、今サトシさんがいるかもしれないって？

「やっべ、楽しすぎる！じゃあ、これで終わりにすっかな。サンキュ♪」

『え、おい、ヤス!?』

オレは通話を切り、隣に香澄の声が聞こえやすいようにベランダに出た。