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第4章 知らぬは亭主ばかりなり 〜妻 編〜

「香澄さんと、結婚を前提にお付き合いさせてください！」


彼氏を紹介すると言っただけでも目を丸くしていた両親は、結婚と聞き『まさか既に妊娠しているのでは？』と真っ青になった。

でも、それだけ真剣に付き合うという決意を伝えたかった、結婚までは清い付き合いを約束しますと真面目に言う智史君に、パパもママも感動したみたいだった。


晴れて智史君の彼女になった私は、高校卒業と同時に奥さんになった…