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第4章 知らぬは亭主ばかりなり 〜妻 編〜

ただ問題は、そんな恥ずかしい相談を出来る相手が私にはいないということだ。

智史君と付き合っていることを知っていた高校の頃の友達にはもうとっくに経験済みだと思われていて、当時は見栄もあって私も否定しなかったから今さら相談なんて出来っこない。

両親には それこそ恥ずかしすぎて言えたものじゃないし…さて、どうしたものか？