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山猫と狼
第14章 ロイ王妃の一週間
四日目の夜。


ロイは我慢の限界に近付きつつあった。


毎晩従順に男の前で脚を広げ体を自由に弄ばれることは、非常に屈辱的だった。


この男をすっかり油断させるには、もう少し時間が必要だ。


ロイは野生の勘で、クロードが完全に彼女に心を許しきっていないことを感じていた。


ロイと一つになっている間も、クロードの緊張の糸は張りつめていた。


あともう少し、待たなければ・・・・。


彼女は歯噛みし、その夜も耐え忍ぶことを心に決めた。


夜が来るとロイは寝室でいつものように素っ裸に剥かれ、キスをされた。


クロードはキスの最中も薄っすら目を開け、ロイの様子を伺っている。


「私のここに、触ってください」


クロードはロイの右手を掴み、自分の股座に聳える塔に触らせた。


「ロイ殿下。少しは私のことも可愛がってくださいよ」


彼は彼女に添えた右手を上下に動かし、陰茎を擦らせる。


ロイの手の中でクロードのものはどんどん硬さを帯び、ねばねばした液を吐き出してゆく。


彼は添えていた手を外し、彼女一人で上下運動を続けさせた。


「そう。上手ですよ・・・」


クロードはロイの乳房に顔を埋め、彼女の手の動きを楽しんでいる。


ロイは手の中でクロードの肉塊を捻り潰してやりたかったが、不快感に我慢しながら擦り続けた。

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